子供の頃からピアノを習っていたこともあって
音の世界が大好きな私
これまでにもマントラやキールタンを
唱える機会に恵まれてきましたが
昨年12月京都の山科を訪問したきっかけで
古典インド音楽の奥の院とも言われる
ドゥルパドに出逢うことになりました
ドゥルパドはタンプーラという弦楽器で背景音を奏でながら
パカーワジという打楽器とともに声の旋律を奏でる
古典インドのうたうヨーガ・瞑想と言われています
日本ではこのドゥルパド奏者が限られていて
ゴールのない果てしない長い道のりだとわかっていても
その深い音の世界にただただ吸い込まれていきました
今はオーダーメイドで作っていただいた美しいタンプーラとともに
その道のりをどう歩んだらいいのかわからないままですが
その深い音に寄り添いながら毎日練習に励んでいます
そうすることでタンプーラの倍音と自分の奏でる波動が
身体中に響き渡って心身ともに整い
穏やかになっていくのを実感できるのです
文化の日を迎えて
昨日からデーヴァナーガリー文字講座も始めてみました
ドゥルパドのテーマソングとも言われるバンディシュやマントラに
さらに寄り添うため読み書きできるようにとの計らいからです
叡智は私たちの人生の宝物
これから歩んでいく人生の道のりを華やかにしてくれるもの
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